ジャケットは家でお手入れするのは難しいので、クリーニングに出す方がほとんどでしょう。
クリーニングで気になるのが、料金。ジャケットのクリーニング料金は高いのですよね。ブランド物のジャケットや良い素材を使っているジャケットでは、さらに料金が上乗せされることも。
そこで重要なのが、ジャケットをクリーニングする際の相場を把握しておくことです。
今回は、ジャケットをクリーニングに出すときの相場やおすすめのクリーニング店をご紹介します。また、クリーニングに出すべき頻度・タイミング、自宅でお手入れ方法も見ていきましょう。
もくじ
ジャケットのクリーニングの相場は600円~1,200円
一般的なジャケットであれば、オプションなしの通常のドライクリーニングで、クリーニング料金の相場は600円~1,200円です。
クリーニング店により異なるので、これより高い場合もありますし、セール・キャンペーンでもっと安い場合もあります。
また、汚れ具合やジャケットの素材によっては、追加料金が必要となる場合があります。
クリーニング店に預ける前にきちんと料金を確認するようにしましょう。
オプションメニュー
ジャケットのクリーニングには様々なオプションをつけることもできます。
汚れ具合や着る頻度に応じて、オプションを付けた方がキレイになったり、長く使える場合もありますので利用してみてください。
- シミ抜き加工
- 汗抜き加工
- 撥水加工
- その他
通常のクリーニングでは落ちないシミには「シミ抜き加工」
シミやこびりついた汚れをキレイに落とすオプションです。
料金はかかりますが、諦める前に試す価値アリで、私のお気に入りの白いジャケットはこの「シミ抜き加工」に助けられました。
シミの種類や時間経過によって、シミ抜きの料金は変わります。
クリーニング店によっては、数千円取られる場合もあれば、宅配クリーニング店ではシミ抜きが無料で出来る場合もあります。
夏におすすめなのが「汗抜き加工」
ドライクリーニングと水洗いを組み合わせて、汗染み・汚れをキレイに落とすオプションです。
一般的なドライクリーニングでは、汗汚れや皮脂汚れを落とすのが得意ではありません。
毎日着るスーツや制服、学生服など、汗汚れが気になる服におすすめです。
気になる臭いやベタツキもすっきり解消してくれます。特に夏物のクリーニングには汗抜きオプションは必須ですね。
追加料金は300円~1,000円程度です。
撥水加工はメリットの大きいオプション
撥水(はっ水)加工は、洋服全体に水を弾く加工を施すオプションです。
市販の防水スプレーでは対応しきれない細かな部分までしっかり防水できます。
スキーウェアやダウン、コートなどアウター類におすすめです。また、外回りのお仕事の方はスーツのジャケットに撥水加工するとキレイさを保てるでしょう。
追加料金は300円~2,000円程度です。
その他のオプション
私が個人的にいつもお願いしているのが『花粉ガード加工』。
衣類に花粉が付きにくく、付いても落ちやすくなります。
毛や混紡のジャケットはいかにも花粉が付きやすそうで、春先はちょっと敬遠してしまいがちです。
しかし、『花粉ガード加工』を付けると、花粉をはっちり防ぐことが出来ます。
花粉症の方はもちろん、花粉を自宅に持ち込む可能性が低くなるのでご家族にアレルギー体質の方がいても安心ですよ。
それぞれのオプション料金は一般的に300円~、お店や内容によっては数千円かかる場合もあります。
特にシミ抜き加工は料金が高い傾向があります。ご利用の際には必ず確認を。
高級素材や特殊なものは別料金
ジャケットと一口にいってもその種類はたくさんあり、レザー、ダウン素材のもの、ファーがついている場合などは通常プラス料金がかかります。
また、装飾にラインストーンや、スパンコールがついているジャケットは追加料金がかかることがありますので、クリーニングに出す前に必ずお店に確認しましょう。
大切に使っているジャケットや、ちょっと頑張って買ったお気に入りのブランドジャケットには、ワンランク上の特別仕上げをプラスするのがおすすめです。
お店によって「ロイヤル」「デラックス」と呼ばれています。
私は、お気に入りのジャケットとコートはこの仕上げを利用して、新品の頃と変わらぬ風合いを大切にしてます。
クリーニングできないもの
中にはクリーニング店で扱ってくれないものもあります。
- 洗濯表示がすべて「×」のもの
- 洗濯表示がついてないもの
- ドライクリーニング、水洗いとも不可となっているもの
これらは、どれだけ追加料金を払っても受け付けてもらえない場合が多いです。
クリーニング店に行く前に、洗濯表示をチェックしましょう。
ジャケットを長持ちさせるためのクリーニングの頻度はシーズンごとに異なる
ジャケット着用時の生活パターンや体質によっても異なりますが、夏場で汗をかく時期は2~3週間に一度のクリーニングがおすすめ。
外回りのお仕事をされている方や汗かきさんは1~2週間に1度がベストです。
着る頻度が少ないという方の場合も、汗ジミや着用シワは、できるだけ早く取り去る方がきれいにとれ、生地への負担も少なくてすみます。
逆に、冬場のクリーニングは1シーズンに1~2回程度でOKです。
早めのサイクルでのクリーニングが、ジャケットの長持ちにつながりますよ。
クリーニングはお店によりますが、返却までおおむね一週間程度かかりますので、そのペースで洗い替えを持っておくとよいですね。
雨の季節や雪の季節には撥水加工、夏場は汗抜きオプションをつけて「季節に合わせたケア」しておくとジャケットが長持ちします。
ジャケットを長持ちさせるには普段のケアが重要
ジャケットを長持ちさせるためには、普段のケアも大切です。
- 脱いだらすぐにハンガーにかけて形を整える
- ブラッシングで、埃や汚れを落とす
このひと手間で、ジャケットはぐんと長持ちします。
また、湿気の高いところでジャケットを保管するとカビや傷みの原因になるので、クローゼットはときどき換気をして空気を循環させましょう。
梅雨の時期、我が家では湿気取りグッズをクローゼットに入れて湿気を防いでいます。
クリーニングから返ってきたら
クリーニングから返ってきたジャケット。みなさんはどのように保管されているでしょうか。
『ビニールに入ったまま、付いていたハンガーでそのままクローゼットへ』という方も案外多いのでは。
かくいう私もそのタイプ…、でしたが、ジャケットを長持ちさせたいならこれはNG。
クリーニングから返ってきたら、ビニールから出しそのジャケットの形にあったハンガーに掛けなおして収納するのが正解です。
ちょっとひと手間でジャケットを長く美しく着ることができます。
ジャケットをお得にクリーニングするなら宅配クリーニング
実は宅配クリーニングがかなりお得なのをご存知でしょうか?
まずは料金表をご確認ください。
クリーニング店 | 料金 | 説明 |
---|---|---|
リネット | 475円(初回半額料金) | 宅配クリーニングで使いやすさNo.1 初回半額! シミ抜き無料 |
ネクシー | 810円 | 宅配クリーニングの老舗 シミ抜き無料 |
リナビス | 5点セットで7,980円 10点セットで10,800円 20点セットで18,800円 |
宅配クリーニングで品質No.1 シミ抜き無料 保管最大9カ月無料 |
白洋舎 | 1,230円 | 全国チェーン店 シミ抜き別料金(1,000円~) |
うさちゃんクリーニング | 778円~ (店により異なる) |
全国チェーン店 シミ抜き別料金(1,000円~) |
見てもらえば分かりますが、宅配クリーニングの『リネット』が全国チェーンの白洋舎よりも断然安いです。
普段使いにはリネット
日常使いにおすすめの宅配クリーニング、リネット。
リネットは元々料金が安い上に、初回半額!。
先ほどの料金表を見てもわかる通り、白洋舎よりも断然安いですよね。
毛玉取りやシミ抜きが無料で、もし仕上がりに不満がある場合は30日以内であれば再仕上げも可能という丁寧さです。
私も利用していますが、会員になると往復送料無料で、毎回クーポンがもらえる上に、ポイントが貯まるのも魅力のひとつ。
仕上がりはもちろん文句なく、自分では気づいていなかったシミまできちんとケアして報告してくれます。
大切な衣類や高級衣類にはリナビス
お気に入りの衣類や、ちょっと高価なお洋服は創業50年以上を誇る老舗クリーニング店のリナビスがおすすめ。
シミ抜きやボタン修理も無料。日本に数台しかないような高額な専用の機器を使い、高品質のクリーニングを低価格で提供しています。
- 5点で7,800円(税抜)
- 10点で10,800円(税抜)
- 20点で18,800円(税抜)
上記の3コースがあり、いずれも送料無料でブランド物でも冬物コートでも追加料金は一切取られません。
街中のクリーニング店では追加料金が取られがちなブランド物のジャケットやキレイに仕上げて欲しいジャケットはリナビスがおすすめです。
宅配クリーニングの利用方法
宅配クリーニングの申し込みはとっても簡単です。
まずは、ネットで日にちを予約します。遠い日付を指定すると割引がある業者もあるのでご確認を。
引き渡し日と引き取り日が決まったら、専用の大きな袋を先に送付してくれて、クリーニングに出す衣類を詰めるだけ。
後は、宅配会社に連絡し、引き渡して完了です。
わざわざクリーニング店に持って行き、引き取りに行く手間がないので簡単便利。
この手軽さを知るとお店に出向く気になりません。
ジャケットを自宅で洗濯する際は洗濯表示と事前の準備が重要
洗濯表示の確認
最初に洗濯表示を確認しますが、大きく分けて洗濯できるものとできないものがあります。
洗濯表示にバツがついているものは自宅では洗えませんので、クリーニング店にご相談ください。
洗濯前の準備
使用する洗剤は衣類用中性洗剤、「おしゃれ着用」などと表示のあるものを使います。シミがある場合は、シミに直接洗剤を染みこませ汚れを浮かすように軽く叩きます。
生地が傷むので、揉みこみ技はNG。
畳んで洗濯ネットに入れますが、この時に汚れが付着してそうな襟、袖口、が外側に来るように畳むと汚れがしっかり落ちます。
洗濯時には、通常ファスナーやボタンを閉めておくのがセオリーですが、ジャケットの場合、ボタンは留めず畳むのがポイント。これで型崩れが防げます。
ベルトやリボンがついたデザインのものは外してから洗濯すると汚れが落ちやすく、本体が型崩れすることもありません。
いざ洗濯
洗濯機を使う場合
洗濯機を使う場合は「おしゃれ着コース」「ソフトコース」などを選びます。
手洗い
ジャケットを自宅で洗濯する場合は手洗いがおすすめです。洗剤を溶かして水に潜らせゆっくりと押し洗いをします。
すすいだ後は大きめのタオルにジャケットをはさんで水分をとります。絞ったり、力を入れすぎるとシワになるので注意!
干す
お洗濯のフィナーレ、干す作業で仕上がりに差が出ますよ。
- ボタンを開けた状態で立体的に干す
- 濡れた状態でシワを伸ばし、形を作る
- 日陰干し
ジャケットの形にあったハンガーを使って干すことで、重みが分散され生地の傷みが軽減されます。この時に、襟の形や脇のライン、肩回りを丁寧に伸ばしながら干すのがポイント。
このひと手間で仕上がりに差が出て、アイロンがけもぐんとラクになるので、ここが一番、気合いの入れどころです。
干す場所は、風通しのよい日陰が適しています。
クリーニング次第でジャケット長持ち
ジャケットを長持ちさせるには
- 適当な頻度でクリーニング
- 季節や生活パターンに適したオプションを活用
- 普段のお手入れ
が大切です。
クリーニング店に出向くのが面倒な方や、少しでもお得にクリーニングをしたい場合は宅配クリーニングがおすすめです。私も実際に利用してその便利さと丁寧な仕上がりに驚いています。
ぜひ、宅配クリーニングの『リネット』や『リナビス』を利用してみてくださいね。